League of Legends 分析

LoLの自作仮説を、主にPythonで検証する

リフトヘラルドを倒した時の勝率分析

今回はリフトヘラルドを倒した時の勝率に違いはあるのか分析を試みた。

 

なお、リフトヘラルドのバフの効果は下記の通りである。 

(League of Legends JP WIKIより引用)

  • 効果時間:20分(ルーンとの調和取得時3分延長)
  • 周囲に味方Championがいない時、敵Championから受けるDMを5%軽減し、穢れスタック(最大100)を時間と共に得る。
  • 穢れ(Corruption)スタックが100が溜まった時、スタックを全て消費し次の通常攻撃に15-270(Lv x 15)の魔法DMを付与する。(Rangedチャンピオンは半減)
  • 死亡時、または「バロンの牙」の獲得によってもバフは失われない。

 

分析対象の試合は、以下のとおりである。

・北アメリカ鯖のチャレンジャーとマスターの全サモナー

・ランク戦で、かつ直近2週間でRiot APIから取得できた6342試合とする

 

結果はヘラルドに手を付けない試合と比べて、勝率が20%以上上がった。 

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要因としてバフそのもの効果と、ヘラルドを倒せると短時間で判断できるサモナーがいるという2つが推測される。

 

調査日時点ではヘラルドは開始10分から沸き、19分45秒(戦闘中の場合は19分55秒)に消滅する。 倒せるチャンスは10分もない。 次に、エレメンタルドラゴンと比べて、ソロで倒せるチャンピオンは限られているので、集団で倒すのが普通である。 この状況下で倒せると判断できるサモナーは、レーン戦や集団戦でも的確な判断を下せるのでないかと推測できる。 その結果、勝率が高くなるのではないだろうか? 

 

ちなみに、ヘラルドを倒したのは全体の約23%だった。 3割を切っているものの、かなり高いという印象を受けた。 なぜなら、ブロンズの試合を観戦中にヘラルドを倒している場面を見た覚えがないからだ。